少し前まではダットサイトとよばれる無倍率の照準装置が流行りでしたが、短距離や中距離に対する射撃では無倍率のものでは照準がしにくいなどの理由で4倍固定の小型スコープであるTrijiconのACOG(エイコグ、エーコグ)がはやっているようです。
(写真は米海兵隊のHPより)
アフガニスタンで活動する米海兵隊員の写真ですが、M4にACOGのスコープを取り付けています。本物は10万円以上するのでタイラップで脱落防止をしている様子がわかりますでしょうか?
米軍では4倍固定スコープで、600ほどの距離なら狙え、集光チューブにより薄暗い場所でもレイティクルが見やすいようになています。さらに、遠くの様子をうかがう双眼鏡的な使い方もできるのです。
Trijicon ACOG カタログ
今回購入したのはノーブランドのレプリカ品です。 内用品は本体と20mmレイル用マウントと10mm用マウント、さらいはクリーニンググロスも付いています。
お値段は1万円ほど。
米軍などが装備していることもあってACOGを装備するエアガンユーザーも増えています。コスプレ的な要素もありますが、このACOGは4倍固定スコープなので飛距離がせいぜい50~60mのエアガンのスコープとしてはちょうどよい倍率なのです。
形状や集光チューブなど外観はなかなか良くできていると思います。サイト調整用のネジのキャップの脱落防止用のワイヤーがありませんが、まぁ、これぐらいは気になりません。ちなみに集光チューブはダミーです。
レイティクルはこんな感じ。31Bタイプとのことですが、上にリンクを張ったカタログを見る限りTA31RCO(米軍採用モデルのメーカー名)よりTA01ぽいですけど。。。。。
まぁ、気にならないレベルです。
実物同様レイティクルの見える範囲(アイリリーフ)が短いですが、これはレールに乗せる位置を調整すれば問題ありません。
インナーバレルを交換している89式小銃の折曲銃床式に乗せてみました。索敵や狙撃に使用するにはちょうど良い倍率なので非常に使いやすいです。
ちなみに、写真のようにもともとハイマウントなので89式のようにサイトが取り外せない銃でも取り付けができます。
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