2012年2月9日木曜日

いまさらSPC

海兵隊装備で欠かせないのがプレートキャリア(プレキャリ)です。

映画、ロサンゼルス決戦で海兵隊員が着用していたのがMTVですが、防護範囲が広い反面重く、機動性が損なわれる(=疲れる)のでより軽量なベストとして採用されたのがSPCです。
アフガニスタンなどに展開する部隊やMEUなどから優先的に配備が進んでいるようで、最近ではよく見かけます。


SPCの特徴などはほかのサイトでたくさん紹介されているので、ちょっと視点を変えてみます。


海兵隊サバゲーマーとしては放出品の実物で装備をそろえたいところ。SPCは以前はかなりこうでとても手が出る価格ではなかったですが、最近では3万円程度で販売されているところも見られます。

近いうちに購入しようと思っていますが、購入するとき問題になるのがサイズ。
米軍(米国)のサイズ表記は日本人には合わず、普段Lサイズの服を買う私ですが、実物のマーパットジャケットはS-R(スモールレギュラー)でちょうどいサイズです。
つまりアメリカ表記は日本人にはデカイということ。
同じチーム内に実物SPCのXSサイズを着用している人がいるのですが、長身で細身の彼でもそれでちょうどいいサイズです。
ヤフオクなどでよく出品されているのがLサイズですが、それはかなりでかいのでやめておいたほうがいいというアドバイスをもらいましたが、実際サイズはどれぐらいなのか検証してみたいと思います。



SPCのサイズを見分けるのはタグを見るのが一番早いのですが、写真でそれを判別するポイントが胸部分にあるモールの列とコマ数。各サイズで微妙にモールの数が異なっているようです。
Lは5列、上から6、7、8、7、8
Mは4列、上から6、7、8、7
Sは4列、上から5、6、7、6
となっているようです。(もしかしたら間違っているかも)

としると、上のアフガン軍と海兵隊の将校で見てみると、左の海兵隊員はLサイズ、右のアフガン兵はSサイズを着用しているのがわかります。
割腹のいいアフガン兵にSサイズは小さ過ぎますが、おそらくこれは一時的に貸し出しているだけで合うサイズがなかったのでしょう。。。

こうやって見るとLサイズでもそんなに大きくないように見えますが、着用しているのが欧米人なのであまり参考になりません。




で、こちら。お次はこちら。日本国内の演習場で行われた海兵隊の訓練を視察(?)した自衛官の様子です。MICH(ACH)のヘルメットとSPCが貸し出されています。




拡大してみてみると、Lサイズを着用しているのがわかります。
大きいですね。この人の身長と体格が正確にわかりませんが、標準的な日本人にはやはり大きいようです。

全体写真の一番左にいる自衛官のカマーバンドを見てみるとかなりだぶついています。立っている海兵隊員の間に写っている自衛官は日本人にしては背が高く体格もいいように見えますが、これなら許容範囲ではないでしょうか?

ということで、SPCを買うなら標準的な体格の日本人ならLは絶対NG。ただ、体格にいい日本人ならLでもベターといったところでしょうか。

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